感染症の分類
たまには社会派な記事を。
COVID-19もしくは新型ウィルスの事です。
次第に感染者がでてきて相次いでイベントが自粛ムードになっていますね。
身近では勉強会が便乗して開催されなくなったり、彼女とのスキー旅行がキャンセルになったりでこの連休どないすんねん!と思っている方もいるのではないでしょうか。
まぁ私情はさておき。
新型ウィルスがここまで影響を与えたのは初めての経験に思います。
以前のSARSやMARSの時はそこまで気にならなかったのは特に話題に関心がなかったわけではないと思います。
国の感染症法の分類を見ると、SARSは2類感染症になるんですよね。
一応、感染症法の分類は
————————————————————-
1類感染症・・・a:感染力 b:重篤度 c:危険性が極めて高く、早急な届出が必要となるもの
(エボラ出血熱、クリミア・コンゴ出血熱、痘そう、南米出血熱、ペスト、マールブルグ熱、ラッサ熱)
————————————————————
2類感染症・・・a,b,cが高く早急に届出が必要
(急性灰白髄炎、ジフテリア、重症呼吸器症候群(SARS)、結核、鳥インフルエンザ(H5N1型))
————————————————————
3類感染症・・・a,b,cは高くないが集団発生を起こす可能性が高い
(腸管出血性大腸菌、コレラ、細菌性赤痢、腸チフス、パラチフス )
————————————————————
4類感染症・・・1~3類感染症以外のもので主に動物等を介して人に感染するもの
(E型A型肝炎、黄熱、狂犬病、マラリア、レジオネラ症、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、デング熱 等)
————————————————————-
5類感染症・・・国家が感染症発生の動向の調査を行い、国民、医療関係者、医療機関に必要な情報を提供・公開し、発生及び蔓延や伝染を防止する必要があるもの、
(インフルエンザ、麻疹、風疹、梅毒、HIV、百日咳 等)
————————————————————-
指定感染症・・・1~3類に準じた対人、対物措置(延長期間を含め最大2年間に限定)
新感染症 ・・・厚生労働大臣が都道府県知事に対して個別に指導。症例が積み重なれば1類感染症と同じ対応
新型インフルエンザ感染症 ・・・新型インフルエンザ、再興型インフルエンザ
参考
最近のものではない事をご了承下さい。
1~5類に加えて新型インフルエンザや指定感染症などに分かれるのは初めて知りました。
今回の新型コロナウィルスは指定感染症になっていたと思います。
病原性についてはどこまで重篤なのかははっきりわかりません。報道では「風邪と同じ症状」と言われていますし。
そう思うと、イナビルやタミフルのような特効薬のないインフルエンザのように考えても良いのでしょうか?
ウィルスの形とか専門的なことまでは私はわかりません。
今日の報道で、エアロゾルにより感染も考えれれることが伝えられました。
そうすると、クルーズ船の措置は感染を広げるだけではなかったのか。すでに各地でウィルスの保因者はいて、検査をししたら陽性者が次々と出てくるのではないか。
むしろ、検査の陽性者にしてマスコミが「院内感染だ!」と伝えて不安を煽っているだけではないか。
もちろん入院患者に対しては肺炎等の対策は取るべきだと思います。日本の死因では肺炎は第3位ですから。
まだまだ情報がわかりません。
やはり今とるべきなのは、
・人が集まる場所にはなるべく長い時間いるべきではない
・手洗い、うがいの励行
・免疫力をつけるために食事をしっかりとること
なのでしょうか。最後は食い意地です笑
それにしても新型ウィルスがここまで経済にも日常生活に影響がでるとはね。
本当に世の中、何が起こるかわからないなと。
そんなことを感じます。
私も1人の医療人として、しっかりと知識は持ちたいと思いました。
かなりざっくりまとめていますが。
間違っているものがあったら申し訳ありません。