専門卒と大学卒の臨床検査技師について
とりあえず何かしら記事を書いてみようと思います。
テーマは臨床検査技師に関することということで、最近、twitter上でも話題に上がっていた大卒と専門卒の臨床検査技師について、私自身の考えを述べたいと思います。
率直に言いますと、仕事の出来、不出来に関しては大卒も専門卒も関係無いと思います。
大学まで行ったんだから専門学校に行く人よりも優秀かといったらそうではありません。
結局、大学行って専門学校でも取れる資格の勉強をする訳なので、ゴールは同じ訳です。
誰もが通る道である病院実習。
実は専門学校は半年くらい行くのに対して、大卒はたったの2ヶ月です。
その期間に何を勉強できたかというよりも、職場体験をしてきたような感覚ですね。
私は大卒なので、2ヶ月間の実習でした。1〜2週間で部署が変わって、なんとなく人に慣れてきたところではいさようならです。毎日そこで働いている人たちの感覚はわからない訳ですね。
結局、なんやかんややって就職して、入った職場で考え方のすれ違いなどで「あいつ大卒のくせに、、」とか言われる便利な口実になってしまいます。私ももちろん言われました。
究極のところ、そういうことを言う人たちは世の中にはたくさんいるのです。
ましてや大学院まで行くには工学部などの理系ではよくある話だと思いますが、親も含め、周りの人の理解もないといけないと思います。あと2年学校行って何になるの?逃げるは恥だが役に立つ??
大学院を出ると学位が大卒のさらに上になるので給与の基準もあがります。私は行っていないので、詳しいお話はできませんが、大学院は研究をするところのように思います。そっちの世界に行く人とか、院での研究が技術系の企業では面接で話す内容になるのでしょうか??
ま、いずれにせよ自分が大学院を出たから臨床検査技師の世界がどうのとか、そういうことを言う事はちょっと違うかなと思うのです。
逆に専門卒の臨床検査技師が大卒、院卒の人を批判的に言うのも違いますね。
難しい話は抜きにして、自分の出た学校を悪く言われるのは正直、あまり良い気持ちはしません。
そういう考え自体がナンセンス。
それぞれ学んできた事が違うだろうし、同じ臨床検査技師として働くなら互いに理解した方がまだ良い。
あと仕事場の物差しで評価してしまうとどうしても学歴は差をつける部分になるかもしれませんね。
それでも大卒臨床検査技師は世間一般で言ったら大卒として扱われます。
だから、本人の努力次第ではそれ以外の大学の方々と同じラインに立って就職活動に参加でき、場合によっては他の全く違う道に進むことも可能かもしれません。
私の知り合いでは、細胞生物が好きで、院に行って特殊染色の抗体を作製しているバイオ系の企業に就職した人もいましたし、在学中に環境保健に興味をっ持って、水質保善などの環境事業を行なっている企業に行った人もいました。病院以外にも選択肢はたくさんあるし、これは専門学校も例外では無い。もしかしたら、コネクションは大学の方が多いかもしれません。
大学生がモラトリアムといって、みんなが遊んでいる訳ではありません。本気で勉強したい人もいる訳です。
また、病院関係で、細胞検査士の資格を大学在学中に取れるところもあります。それで専門学校から編入をしてきた人もいました。(因みにわたしもそれを目指しましたが、3年次に病理に進みたいと思えなくなり、あと、教授と大学院生の綺麗な女性が曲者すぎて辞めました)
まぁ、ざっとこんな感じで私の見解を述べさせていただきました。
専門も大学も大学院もそれぞれの利点はあるので、むしろ、専門卒の人は勉強に対する短期の集中力はすごいと思います。(あくまでも個人の見解です)
まぁ私らしいと言ったらいけませんが、それぞれが理解しあって上手く働けたらまた良いですね。
思いついたように書いたので意見はあると思いますが。
まぁ、参考までに。
乱筆乱文にて失礼いたします。
終わり