尿中ウロビリノゲン
久しぶりに職業クエストで知識系のことをまとめてみる。
尿検査やっていてふとウロビリノゲンが(+)と出ることありますよね。
前に研修医の先生から「これってなんの意義があるの?」ときかれたことがありました。
なんか肝機能が悪いと上がったような、、、と思ったのですが、意外とそこまで肝機能の数値が上がっていなかったりで、あまり重要な項目ではないのかな?と思ってしまいます。
臨床的意義ってなんだろなぁと思ってザックリ調べてみました。
ウロビリノゲンとは
腸管内で腸内細菌の還元作用によってビリルビンから生成される。
大部分は糞便中に排泄されるが、一部は門脈から吸収されて肝臓に到り、その多くは肝細胞により摂取されて再び胆汁中に排泄され、腸管内に出て循環する。
尿中ウロビリノゲンは肝機能障害(肝疾患、熱性疾患、循環器不全など)体内ビリルビンの生成亢進(内出血または血管内溶血を伴う疾患)、腸管内停滞(頑固な便秘、腸閉塞)などで増量する。下痢がある場合は増量しない。
胆道閉塞や肝性黄疸の極期では腸管内にビリルビンが到達しない場合には欠如、または減少する。
尿中ウロビリノゲンは生理的な変動が大きく、臨床的に重要な意味を持つのは著名な増量
または欠如である。
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うーん。なるほど。ピンポイントで考えると難しいですね。参考程度の指標でしょうか。
尿中ウロビリノゲン(+)とでたら、また調べてみましょうかね・・。
まぁ知ってるよ…ってな話かもしれないですね。
すみません…(そう簡単にあやまるなよ…)