脳ある鷹は爪を隠す
脳ある鷹は爪を隠す
鷹が獲物を捕らえる時に爪を立てては狩りの意思を獲物に伝えて逃げられてしまうため、爪を隠すことで気付かれないように襲うといったことの例えから、本当の実力者は軽々しくそれを見せつけるような事はしないという意味として使われることわざです。（実際に鷹がそうしているのかはわかりません。）
ふと、このことわざを思い出す時があります。
本当に賢い人というのは自分の持っている爪をあからさまに見せる事はしません。
持っている資格、技術、知識。これを見せびらかしたり、他人と比較をする口実に使う人というのは本物ではないのだと思います。
本当にその道のプロは強かに爪を出します。
罵声や暴力で要求を訴えてくるのはチンピラで、本当にその道の親玉となれば逃げ道すら選択肢として提示してくるのでしょう。（私の主観ですが、あながち間違っていないはず・・。）
日本剣道型、太刀の型の中の四本目では、打太刀の八相の構えに対して仕太刀は脇構えをとり、打太刀に自分の刀身が見えないようにして互いに3歩入り機を見て互いに打ち合います。
つまりは刀身を見られては相手に自分の間合いを読まれてしまうと私は理解しています（実は剣道有段者←※これは爪じゃありませんよ！）
謙虚さというものは大切という事なのでしょう。
切磋琢磨という言葉もあるように。
鎬を削るという言葉もあるように。
水戸黄門みたいに「この爪が目に入らんのかー！！」なんてやったらぶった切られて当然なんだと思います。（黄門様についてはそんなに知らないので細かい所はカッツ・アイ！）
まぁ、そんな感じで。
人生というのは深いんです。（うるせーよ。）
深みを持った大人になりましょう。（だからうるせーよ。）
参考
日本剣道型、太刀の型、4本目
臨床検査技師は暇な仕事なのか
臨床検査技師という職業は病院の中でも認知度は低く、仕事も患者の治療に関わっているわけではありません。
「ならば医者になればいいじゃん」
誰しもが思ったことあると思います。
「所詮、俺たちは技師なんだよ」
私は新人の時に上司から言われました。
それぞれにいろんな経験があるのだと思います。しかし、その様な事を言っている人は日頃、どの様な仕事をしていましたでしょうか？
その人が業界のインフルエンサーな人であったならば、否定はしにくいのでしょう。
日々、難しい所見に遭遇して、早期発見に努めて医師からも信頼をされている技師が言うならば、本当にそうなのでしょう。
文句を言っている人は、お金、地位、世間体、男然り女のプライド、人間関係等、様々な理由があると思います。
だからといってそれが臨床検査技師という職業そのものを批判する根拠にはならないと思います。
全部、個人の価値観です。
極論をいったら、個人の価値観に合わせてくれる世の中があると思いますか？
みんな悩むんです。身体的、精神的にハンデがある人は理解者がいてもやはり苦しいのだと思います。
本当に頑張っている人に失礼だと私は思います。「臨床検査技師なんてクソみたいな職業・・」なんて言っている人が転職で天職！！v(^^)vと言っている話があるならば是非、聞いてみたいです。
私自身も、就職した時は正直、この仕事は暇だって感じたことがありました。
重箱の隅を突くような確認作業や、気難しい上司の気遣いなど、正直、何が自分の仕事なのかわからなかったからです。
1年目で自分の役割を見出せる人なんてよほどの天才でない限りいません。私の友達は「俺は3年間ははい！とすみません！しか言わない生活をしていた。」とお酒の席で話していたことがあります。初期研修医だって医者としては経験もないし、いきなり一人で診察や治療ができるわけではないのです。(やっている人がいたら申し訳ありません。)
最初の仕事場は辞めさせられたに近い辞め方をしたので、ブラック（その部署内）と言っても良いのかもしれませんが、その後、その上司の下には何人もの人が辞めていったという噂は聞きました。
私自身も仕事に対してやる気はありませんでした。適当にこなして、他になりたいものになろうなんて。そう思っていたら次の転職先だって上手くはいきませんでした。
どんな仕事であれ、仕事でなくても自分なりの役割を感じる事はとても大切です。
自分のやった事が、家族でも、患者さんでも、知らないどっかの誰かでも。伝わっています。
こんな拙い文章だってこのブログに辿り着いた誰かが読んでくれているんだって思って書いています。
あなたの役割は何だと思いますか？
それがわからなければ、ただこなすだけの仕事になると思います。
給料に文句言いたくなります。他の仕事に嫉妬します。
きっと自分の仕事が暇だなんて言っているのだと思います。
文句言ってるだけで何か行動していますでしょうか？
偉そうに申し訳ありません。
こんなこと書いてる時点で暇なんだと思われる方もいると思いますが。
私個人の価値観です。
不貞腐れず頑張りましょう。
捨てられた空き缶
テレビで自分と同世代の芸能人やアナウンサーを見ていて、その人たちは今に至るまでにいろんな経験もをしてこうしてお茶の間に姿をみせているんだなぁと感じる。
それに比べて自分は今まで何をしているんだろうか？なんてふと思ったりもする。
また、そのような人たちの人生の経験談みたいな話を聞くと誰しもストレートに生きてきた訳ではなかったんだと妙に納得してしまったりする。
20代の半ば。転職活動を繰り返して、しまいにはパートで働いていて、同級生が会社で責任ある立場になってきて、お酒の席でも言うことが変わってきた。
それに比べると自分はまだ学生のままなような気がした。
仕事もできるようになったら、なんか自分はすごくなったような感覚があった。
ただ、それは慣れてきただけであって、責任なんてあるようでないものだった。
虚しい気持ちになった。自分何してんだ？
気に入られているけれど、認められていない。そんな矛盾感。
ふと、道路で踏み潰された空き缶をみて、あー自分はそんな感じなのかなって思った。
美味しいところがなくなれば、ああして踏み潰されて誰にも目を配られることがないのかなって。
でも、そんな空き缶に気付いて拾ってくれるのは優しい人だったと思う。
優しい人の手によってリサイクルされて、また、美味しい飲み物を入れてもらって。
今も誰かに買って飲んでもらっている。
美味しくなくてもリサイクルしてくれるだろうか？
捨てられても誰かが拾ってくれる事に期待はしたくないけれど。
好きな人に選ばれて飲んでもらえる。
そんな空き缶になれたらいいですね。
、、、、
・・・・
ポエマーなんですかね（知らねーよ）
野原ひろしの名言
世間がcovid-19の話題でざわついている中、クレヨンしんちゃんの野原ひろしの声優だった藤原啓治さんが亡くならたというニュースが入りました。
声優業界の話題はそんなに詳しくないのですが、野原ひろしをはじめ、様々なキャラクターを演じた中で推しの声がある人もいるのではないでしょうか？
調べてみたのですが、
ぼのぼの あらいぐまくん
ガンダムW ノベンタ元帥、ワーカー博士他
鋼の錬金術師（1期 2期） マース・ヒューズ
FF7 レノ
・・・
・・・
と、ありすぎて頭の中パンクしそうなので、やはり代表格といったら子供の頃から聞きなれた野原ひろしなのかと思います。ガンダム作品でもちょいちょい出てきているので、探してみたいなと思いました。
さて、本の紹介ですが、これはクレヨンしんちゃんの中での野原ひろしの心打つセリフが詰まっています。
ドラえもんの映画でのび太君がやたらかっこよくなるように、クレヨンしんちゃんの映画では野原ひろしがクセになるかっこよさを見せるのはご存知の通りだと思います。
家族、サラリーマン、父と子、夫婦、男の生き様、幸せ、人生
それぞれのテーマ別に野原ひろしの言葉がまとめられています。
中でも私が一番感動をしたものをご紹介しますと、「父と子」の中のあるこの言葉になります。
「ま、父ちゃんに言わせりゃ、自分ひとりでデカくなった気でいるヤツは、デカくなる資格はない！」
～映画クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡より～
どうですか？野原ひろしの声が聞こえてきませんか？
新しい家族がいる人も、仕事で日々疲れてネガティブになってしまう人も、大切にしたい人がいる人も、プライドにつぶされそうになっている人も。
是非、野原ひろしの言葉で笑っちゃいましょう！
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