進学クラスにいた
ちょっと自分の心の整理で。
センター試験もありますしね。ちょっと思い出してみました。
私は子供の頃からずっと続いて、自信を持って「やっていました!」と言える特技はもっていませんでした。
書道とか水泳とか、習い事の範囲ではやっていてもみんな中途半端でした。
中学で運動部に所属してもサボっていました。
だからせめて勉強くらいは頑張ろうと中学生の時に思って、県立高校を目指しました。
思いの他、成績は上がり、志望校も合格しました。高校では部活も恋愛もやりたいなぁ…なんて思ってしまう年頃でもありました。
「今日から3年間、君達は勉強に時間を注いでもらいます」
高校1年の担任の先生から言われました。何でそんな事を言うのかよくわからず、勉強生活から解放されて楽しい学校生活が始まる気でいました。
自分のいたクラスは入試の成績で上位の人をスッパリ切って集めた選抜クラスでした。
周りには小学生の頃から塾にいったり、入学した時点で英検2級を取得している人もいたのが印象的です。
授業がほとんど成績で分けられ、ところどころで行う小テストの成績が悪ければ違うクラスに飛ばされました。
それが嫌だったので、テストに落ちないように毎日、勉強するしかありませんでした。課題も出されて、やってこなかったら説教されます。
部活も剣道をやりたかったけれど、部活もやるなら上を目指せみたいな空気で、勉強でいっぱいいっぱいなのに部活までも…とあきらめてしまいました。
今、思うとその時からあれこれ理由をつけて逃げる気持ちはあったんだと思います。大人になって思い返すと、がむしゃらになんでも頑張ってみればよかったなぁ…なんて思います。
朝、来て自習。昼休みも自習。放課後も自習、または塾へ行く。帰ったら予習や残りの課題をやる。
たしかにそんな生活をしていたら成績も上がりました。。全国模試の順位もよくて、はじめの進路相談では「国立の薬学部を目指してみたら?」と言われたくらいです。
しかし、そんな生活も3年は続けられませんでした。
一番は遊ばなかったからだと思います。唯一の娯楽がテレビゲームのみ。ソシャゲなんてまだ広まってなかったし、もっと友達と一緒に楽しめる遊びをしても良かったと思います。
それを身を持って感じたのは高校3年の体育の授業でした。選択でサッカーか野球をやった時、チームプレイができませんでした。
子供の時にJリーグが始まったし、サッカーをやっていた人は多く、上手い人が多いのは当然だったかもしれません。自分はその人達にボールを取られるのが悔しくて、一人で突っ走って、しまいには怪我をしてしまいました。チームの友達からゼッケンを投げられました。
大学受験も近くなりピリピリきていたのもあったのだと思います。今は友達と話して、あの時は異様な空気だっなぁなんて笑えるようになりました。
もうその時点で成績は下がっていたました。全国模試の判定も国立大はほぼ全滅。部活をやめて勉強に集中し出した友達はうなぎ昇りに成績があがっていました。。自分はクラスの落ちこぼれになりました。焦りしかありませんでした。
センター試験の成績も芳しくなく、私立志望に変えました。幸い、私立向きだったらしく、三科目で受験ができる大学は第一志望を除き合格しました。
そんな中で唯一あった臨床検査技師の学科を選びました。
臨床検査技師を志望した理由はまた別に書きますが、これも何かの縁なのかなと思っていて、自分はもっと上を目指せた…ではなくて、あの高校生活があったから臨床検査技師になったのかなと思います。
未だに周りは優秀だなぁ…とか思ったり、比べて落ち込んでしまう癖は抜けませんが。
思い返してみると、今につながるものがありますね。
みなさんもそんなエピソードありませんか?
受験シーズン。悔いのないように頑張って欲しいなぁと思います。