スキルとは
テテテテッテッテッテー♪
ノーテンはレベルがあがった
ちからが1あがった
まもりが1あがった
すばやさが1あがった
かっこよさが1さがった
かしこさが1さがった
10のスキルポイントを得た!
スキルポイントを振り分けて下さい
検体検査 20
エコー 25
眼科検査 5
文章力 0
剣道 30
→ヘタレ 100
ノーテンのヘタレスキルは100に達し、ブログでくだらない投稿をするヘタレになった。ヒャダインの特技をおぼえた!!
…こんな感じでレベルが上がってスキルポイントを振り分けることで、新しいとくぎを覚えていけたら良いなと思いますが、実際はそうはいきません。
どちらかと言うなら、サガシリーズのように、行動に応じて熟練度が上がると言った方が現実的かもしれません。ゲームをやらない人にはわかりませんね。
仕事におけるスキルとは何だろうか。
例えば、パソコンを使って綺麗なデザインをしたり、エクセルの関数を使ってデータを表計算してまとめられたり。
なかなか他の人ができないようなことをできることをスキルと言って良いのかもしれません。
しかし今は、パソコンが身近にあるのは当たり前で、学校でもエクセルなどの授業はあって、単に使えるだけではスキルとは言えないのかもしれません。より高度に扱えて初めてスキルと言えるのかもしれません。
臨床検査技師におけるスキルは何だろうか?
・顕微鏡で尿沈渣や血像を見れる
・腹部なり心臓なり、いろんな部位のエコーがとれる
・生化学のデータを考えられる
・心電図が読める
・輸血のトラブルに対処できる
・細菌検査や病理検査の経験がある
・眼科業務ができる
・グラム染色して菌の判別ができる
・薬剤について提案ができる
・細胞診ができる(資格持っている)
・病理解剖の介助ができる
などなど。
考えればたくさんありますね。
やはり経験値というものが必要になるのではないかと思います。
ただ、それがどの程度できるかはその施設の中でしかわからないし、全国共通かどうかもわかりませんね。
あくまでも仕事場の環境に左右される面も大きいですね。
個人的には誰かの皮肉を言ったり、噂を立てたり、常識を押し付けたりすることはスキルというよりかは自分の足りなさの言い訳をしていると思うので、尊敬できません。
ちょっと話が逸れてしまいました。もう一つ、私がスキルだと思うものがあります。
それは以前、総合病院で働いている時に実習生として来た学生とのお話にあります。
まじめで、芯が細そうな男の子と笑顔の可愛いらしい元気な女の子でした。検体が引っ切りなしにダムウェーターで降ろされ、皆がバタバタしながら働いている検査室で、実習生にかまっている余裕はないところでした。そんな雰囲気にどうしてよいかわからず立っている実習生。女の子はうまく質問をしたりして、少し気に入られていました。男の子はあたふたして、困った顔をしてちょっと入りづらそうでした。
ある時、更衣室でその男の子に話しかけられました。
「実習の雰囲気が怖いんです・・」
彼はそう言いました。
「こんなこと他の職員の人には言えず、ノーテンさんにしか
話せなくて・・・」
その後、一緒にラーメンを食べに行ったのを覚えています。
(こんなことノーテンさんにしか話せなくて・・)
帰りがけに思いました。きっと自分は悩みを打ち明けたい雰囲気を持っているのではないか。
分かりやすく言えば、居酒屋の客引きに話しかけられやすくて、格好の的になるわけだが(〇宿〇舞伎町で道に迷っていたら、やたら怪しい勧誘をされて、風俗の客引きに道を聞き返したことある)、彼のようなまじめで素直な人にとっては自分は心を寄せたい相手だったんだと思います。
そこでは私も新人だったからかもしれませんが、その環境に染まったとしても、それは私が持っているものなのではないかと思っています。
おめでたい奴なんですけれども。それを伸ばしたたら強いのではないかとその時に感じました。
その人らしさってやつですかね。今、笑った人もいると思いますけれど。
上の人に愛想笑いをするのが上手くなるよりも、大して常識がないくせに「あいつ常識知らねーなー」と偉そうに言うよりも、ずっと良いスキルではないかと思います。
そんなあなた自身がもつスキルに気が付く機会があっても良いのかもしれません。
こいつ何言ってんだって話ですけれどね。
他に代えがたいものって仕事上でも人間関係でもスキルって言っても良いのではないでしょうか。