一人暮らしを始めた話 あとがき
夜も深まった時間に書き始めています。
いったいこんなことをブログで不特定多数の人に向けて書いて何を伝えたいのだろうと考えてしまいました。
確かに個人的ことなのですが、そこに伝えたい何かを感じているのかもしれません。
時代も変わっていって、家族との関わり方も変わって行きます。
新しい出逢いに喜びたい気持ちと、それと一緒に離れていく何かを感じています。
離れていく何かを愛おしく思って、結局は離れられません。
どっちも大事にしようなんて欲張りなのかもしれません。
それも悪いことではなくて。
今がとても幸せなんだと思うのです。
何年か経って、「あの時、なんであんなことやっていたのかな…」なんて思い返す事があるのかもしれません。
レベルが30代になった今もまだ気持ちは若いという事なのかもしれません。
念願だった一人暮らし。事情を知らない方に少し付け足すと、一度、実家に出戻ってからの一人暮らしです。結婚をしたわけでもありません。
今住んでいて、寝転びながら眺めている天井は他人(ひと)んちの天井で、実家で寝ていて眺めている天井は自分ちの天井です。
いつかはここではないどこかで、大切にしたい誰かと一緒に、「自分ちの天井」を眺めながら寝転んでいるのでしょうか。
そんなことを考えながらうれしくも少し、寂しく感じているんだと思います。
部屋の契約を決めてからもすごく悩みました。直前で、キャンセルすれば悩まなくて済むのに・・と思って不動産屋に連絡しそうにさえなりました。
「お前を信用していない」
ふと、両親に保証人を相談しに行った時のことを思いだすと、これで良かったのだと思ってしまうこともあります。
またお金の面で過去と同じ失敗をしてしまうのではないかと怖くなる時もあります。楽しいことばかりではないです。
それもこうしてみて初めてわかったこと。それらを乗り越えなければと思いました。
今は前のように仕事で悩んでいるわけでもないし、借金をしているわけではありません。お金のことも考えています。
職場の方や友達、彼女も含め、理解してくれた方々も多くいました。
自分で悩んで決断したのだからきちんと責任を持ってやってみる。
あっちがよかった、こっちがよかったなんで言って悩むのなら今すぐ実家に帰ったら良いと思っています。
矛盾はしていても、時々、実家には顔を出しています。中途半端な一人暮らしです。
それでも良いと思っていて、どちらも大切にしたい。いつかこれで良かったと思える時が来る。
そう信じて。限りある時間をダラダラせずに大切にして生きてみたいと思います。
うまく伝えられたかはわかりません。
本当にどっかのヘタレの決断をイイネ!って思ってもらえたそれで良いと思います。
自分の時間も大事だし、自分と関わる人も大事にしたい。
それが私の行った決断です。
これからの人生の1ページとして。
ここにまとめてみました。
読んでいただきありがとうございました。
物語はこれにておしまいです。
NOUTEN QUEST
〜過ぎ去りし時を乗り越えて・・〜
今後ともよろしくお願いします。
エンディング
サムシングエルス - ラストチャンス