男性技師は不利なのか
さてさて、久しぶりに社会派な投稿です。
今日は男性技師は不利なのかということについてを考えてみたいと思います。
女性が輝く社会と政府も言っている昨今。
そもそも「女性が輝く」と表現している時点で前時代的な気もしますが、神経質なくらいに女性が女性が・・といっているように感じるのは私が男だからでしょうか?
看護師に始まり、コ・メディカルはかねてから女性が多い仕事のように思います。
患者からすれば医師以外の病院職員は看護師に見えるみたいですし、私自身は男性で、臨床検査技師ですが、患者さんからは医師と勘違いされるのはちょっと皮肉ですね。
人のイメージはそれぞれなので、ここで議論はしません。そろそろ本題に入ります。
男性技師として直面するのは、女性患者とどう接するのか?というところにあります。
放射線技師は乳がん検診でマンモグラフィを行うこともあると思いますが、昔は男性技師が多かったためか、近年は女性技師も増えて活躍が注目されていますね。
臨床検査技師も心電図をはじめ、エコーでは患者と接したり、半身に触れたりすることもあるので、とりわけ男性技師が若い女性患者に行うこととしては、抵抗を感じさせてしまうこともあるのではないでしょうか?
仕事だからと強引にやる男性技師がいるとしたらそいつは多分、モテないやつだし、きもいし、気が遣えない俺様奉行でクソな奴なんだと思います。(あくまで個人の意見です。多分、そういうやつは結婚しても風俗とか行ってしまうのではないか・・?)
男は馬鹿なので、いくらまじめな人でも少なからずともいかがわしい気持ちにはなることもあると思います。
言い方は悪いですが、そういう生き物です。対象が女性であれば。
ただ、陰湿なセクハラ行為をする男がいるとすれば本当にクソだということは述べておきます。
本当にかっこいい人は自分の性欲のだらしなさも知って、わきまえていると・・そう思います。
話が脱線しました。
究極は男の性教育を考えないといけないのかもしれませんが・・何が大切かというと、配慮をすることなんだと思います。
今は、病院に限らず、女性の目線で考えることは新たな価値観を作っていると思っています。
なので、必要以上に男性をNGとするよりは、お互いに配慮ができることが大切なんだと思います。
例えば、男性技師が担当の月でも、必要に応じて女性技師が対応できるように配置をしておくことなどが挙げられます。
年配の女性の方だと快く検査を受けてくださる方もいますし、中にはちょっと神経質な方がくることはあると思います。とりわけ、健診ですと比較的、若い方も多くいるため、多くの施設で女性技師が対応しているのではないでしょうか。
同じ臨床検査技師なのに、男性だからできることとできないことがある。
これって男性って部分が女性だったら今の社会、問題になりますよね??
だからこそお互いに配慮をする形づくりが必要ではないでしょうか?
ジェンダーって難しいですから。私が語れることではないのですが。
実際に、生理機能検査に携わっている男性技師もいるので、ひとくくりに無理だと決めてしまわなくても良いと思います。
都心部のように技師の数が多いところは、男子禁制の生理検査室もある印象で、地方の病院のように技師の確保が簡単にできない施設は、若い男性技師も検体や生理検査と多岐に渡って携わることができるように思います。
なるべくなら壁を作らない職場環境づくりが、これからは求められていくと私は思っています。
さりげなく配慮ができるような。
そんな男性技師に私はなれればと思っています。