真面目の弊害
子供の頃に真面目に生きることは良いことなんだと思っていました。
学校で先生に怒られないこととか、勉強をして良い成績をとって親を怒らせないこととか。
そんな感じで生きていたら、いつの間にか社会に出て、怒られることを否定して。成長していない自分を卑下して、挙句の果てには自分は能力のない人間だと決めつける。
そんな悲しい結末は誰が望むでしょうか。
真面目に生きていたら社会に出て苦労をしないと思っていました。
社会に出たらきっと真面目で素晴らしい人たちがいっぱいいて、自分の人生は困ることなんてないって本気で信じていました。
そんなことはなくて。
その真面目な人たちが面倒なルールを作っていることに気がつくまでは時間がかかったのかもしれません。
あくまで個人的な偏見にすぎないので、真面目に頑張っている人を批判したいわけではありません。
時にその真面目さが空回りしていたり、病気につながってしまったり。
そういうことがあるんだということを知ってしまったということです。
具体的に語るつもりはありません。
自分が間違っている筈がないとか、こうあるべきとか。そんなお利口さんなんて社会の良い捨て駒になるだけです。(捨てられる事が悪い事ではないですが。)
何がダメで、良くするためにはどう考えたら良いか。
簡単に言ってしまってもそれがなかなかできないのが現実。
それでも良くしようと頑張る人は魅力的なのかもしれません。
真面目の鎖に縛られて、身動きが取れなくなっているならば、いっそのことそんな鎖は切ってしまえばいいです。
最初は戸惑いもあるかもしれないけれど、慣れてきたらきっと楽しく感じてきます。
悩みや不安があるならかっこつけずに「イェーイ!悩んでるぜー♪」って正面から向き合ったらいいです。きれいに消してしまう方法なんてないと思っています。
借金を返すにしても、転職活動にしても。恋人がいないことに嘆くことも。思うようにはいかなくても自分の思う方向に足を運んで達成できるなら生きてるなって感じると思います。(家庭に関しては言及できません。すみません。)
自分が思っている程、絶望とか怒りなんて大したことなかったなって思えたら勝ち組です。
きっとそんな自分についてきてくれる仲間もできると思います。
こんなことをブログに書いてしまうのも真面目な私なんですがね。
人生、適当に完璧なことできたら最高です。